卵巣の仕組み

卵巣の仕組み

卵巣は、子宮腔から左右にぶらさがるように位置しています。卵巣には、原始卵胞が数百万個あり、原始卵胞は胎児のもとで、成熟した後に卵子となります。

視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、下垂体から卵胞刺激ホルモンの分泌を促します。卵胞刺激ホルモンは卵巣に届き、卵胞を刺激する働きを持っています。卵胞はこの刺激により卵胞ホルモンを分泌しながら成熟していきます。


同じように性腺刺激ホルモンの刺激により、下垂体から黄体ホルモンが分泌されますが、これも卵巣に届き、成熟した卵胞を刺激します。そして成熟した卵胞は、卵子として外へ飛び出すことになります。これを排卵と言います。


飛び出す卵子は、およそ1ヶ月に1個で、稀に数個飛び出すこともあります。卵巣に並んで位置する卵管の先端にある卵管采が卵子を受け止め、精子と卵子が受精すると、受精卵は子宮内膜に着床するというわけです。


卵巣は、胎児のもととなる卵を、受精に至るまで大切に育て、保管しておく、字のごとく卵の巣と言えるでしょう。


卵巣の病気には、卵巣炎、卵巣腫瘍、卵巣がんなどがあります。卵巣は左右に位置する器官なので、片方が正常であれば妊娠することはできます。早期発見、早期治療を心がけなければなりません。