卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンの働き

卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンの働き

女性ホルモンには卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあり、女性の体のいたるところに働きかけ、とても大切な役割を担っています。

【卵胞ホルモンの働き】卵胞ホルモンは、女性らしさを作るホルモンと言われており、主に妊娠の準備を担っています。卵胞ホルモンが分泌されるのは生理から排卵までの間とされ、経緯は次のとおりです。


①視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、性腺を刺激します。
②下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵胞を刺激します。
③卵胞ホルモンが分泌され、卵胞が成熟した後排卵します。
④排卵後、受精卵が着床しやすいよう、子宮内膜を増殖させます。


卵胞ホルモンの働きは、妊娠の準備の他にも、次のような働きを持っています。

・女性らしい体つきにする
・血流や真皮のコラーゲンをコントロールし、肌の健康を保つ
・善玉コレステロールを増加させる
・自律神経を活発にし、体調を整える


【黄体ホルモン】黄体ホルモンは、女性の体を支えるホルモンと言われており、主に妊娠の維持を担っています。黄体ホルモンが分泌されるのは排卵から生理までの間とされ、経緯は次のとおりです。


①視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモンが分泌され、性腺を刺激します。
②下垂体から黄体ホルモンが分泌され、成熟した卵胞を刺激し、排卵を促します。
③子宮内膜をふかふかにし、受精卵の着床に備えます。


卵胞ホルモンの働きは、妊娠の維持の他にも、次のような働きを持っています。


・細菌の侵入を防ぐため、粘着性のあるおりものを排出する
・基礎体温を高温期にする
・血液をためるため、血流を悪くする
・水分をためるため、むくみを起こす
・乳腺の発育や皮脂分泌を促す
・腸の蠕動運動を抑制するため、便秘を起こす