器質性月経困難症とは

器質性月経困難症とは

器質性月経困難症とは、通常の生理痛以外の何らかの病気が原因で引き起こされる月経困難症を言います。原因として考えられる病気には、子宮内膜症、子宮腺筋腫、子宮筋腫、クラミジアなどの骨盤内感染症があげられます。

・子宮内膜症とは、子宮内膜が子宮膣以外に増殖し、子宮膣以外で出血を起こしてしまう病気です。子宮膣以外で出血してしまうと、体外に排出することができません。お腹の中などに血液がたまってしまい炎症を起こし、激しい痛みを引き起こすことになるのです。


・子宮腺筋症とは、子宮内膜が子宮の筋肉層に増殖してしまう病気です。筋肉層に子宮内膜がどんどん増殖することで筋肉が硬くなり、厚くなることで子宮が大きく膨らんでいきます。出血量が増えたり、激しい痛みなどの症状が表れます。


・子宮筋腫とは、子宮の筋肉の一部が異常に増殖し、良性の腫瘍を作ってしまう病気です。原因は解明されていませんが、腫瘍の芽をエストロゲンが刺激し、成長すると考えられています。レバーのような血の塊が混じっていたら要注意です。


・骨盤内感染症とは、クラミジア、淋菌、大腸菌などを原因菌とした骨盤内の女性組織に起こる感染症を総称して言います。下腹部の激痛に加え、発熱を伴う場合もあります。